社員インタビュー 村尾 佑磨
Employee interview
仕事、働き方、キャリア、将来…AlphaThetaで活躍する社員の生の声をレポートします。
開発統括部 商品開発部 商品開発課
商品開発という仕事を発見し、「やるしかない」と感じた
村尾 佑磨
音楽やDJに対する熱意を伝え、やりたかった仕事へ
新卒でIT系企業に入社し、6年間インフラエンジニアとして設計・構築・自動化などを経験した後、ITベンチャー企業で1年間プロジェクトマネージャーを務めました。AlphaThetaへの転職は、趣味で10年以上愛用していたDJ機器を買い替えようとして、新しいブランドを探し始めたことがきっかけです。 せっかくの機会だから、業界トップシェアの「Pioneer DJ」の機材を試してみようと思い、どんな機材があるのか調べているところAlphaThetaに出会い、会社の成り立ちや採用情報に行き着きました。最初は「これまで自分の積んできたキャリアとは方向性が違う」と感じていましたが、募集要項を見ていると、「商品開発」という仕事に目が留まりました。DJ文化への情熱、ユーザーへの価値提供について考える発想力、前職で身についたシステムの提案力など自分の経験と合わせて活かせるのではないかと強く感じました。機材探しをしようと思っていたのに、いつの間にか「AlphaThetaで絶対働きたい!」という気持ちになっていたことを今でもよく覚えています。 転職活動の際には、普通の職務経歴書や履歴書だけでは音楽やDJ文化への熱意は伝えられないと思い、これまでの音楽活動に関するポートフォリオも作成し、面接に臨むことにしました。 採用面接のプロセスで、自分のアイデアをスライドにして伝える機会があり、相手の受け取り方を考えながら伝えたいことをまとめるこの時のプレゼンテーションは、今の仕事にもつながっていると感じています。
多くの人が使いやすく、価値の高い商品を追求する日々
現在は、DJプレーヤーの商品開発を担当しています。商品企画から提案されたプランについて、お店やユーザーへのヒアリングや競合の製品のリサーチなどを重ねて、商品の価値や理想の仕様を検討していく仕事です。最終的には、理想的なユーザーインターフェースや筐体のサイズなどを決め、仕様・設計担当へと引き継ぐ業務になります。 この仕事は、情報収集がとても重要です。実装しようと提案している機能が、既に競合他社から出ていることもあれば、ユーザーのニーズとずれてしまうこともあります。そういった時は、機能的な強みを付加するのか、アプローチを変えるのか、あるいは機能の採用を見送るのかを見極めなければなりません。 音楽やDJ文化への興味・関心と情熱も不可欠な仕事です。ライブハウスやクラブに足を運んだ際に、新しい気付きを得ることも多々あります。「DJ」といっても、様々なプレイスタイルがあります。ディテールにこだわってテクニカルなプレイをする方もいれば、原曲を重視して加工やエフェクトを好まない方もいます。 自分自身のプレイスタイルは、どちらかというと後者寄りです。しかし、商品開発を進めるためにはコンセプトによっては前者の方も尊重しないといけません。常にフラットな視点を持ち、自分の好みに偏りすぎないように心がけています。 現在は4人のチームで仕事を進めていますが、メンバーとディープな音楽の話ができるのはAlphaThetaならではの魅力のひとつです。また、音楽好きが多いからか、社内を見渡すと、ファッションセンスが高い社員が多いように思います。AlphaThetaの社員の個性を重視している企業風土も面白いと思っています。 AlphaThetaでは残業も少なく、プライベートの時間が増えたので、DJ以外の趣味も楽しめるようになりました。 まずは、自分が担当した製品を世に出すことが目標です。自分が考案した仕組みや機能が世の中で広まり、良い評価を得られることを目指しています。
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営業サービス統括部・営業部・営業管理課
世界の架け橋となり、音楽が生み出す「Happy」を届けたい
沈 健
大学卒業後、自動車業界や商社で海外向けの企画販売や営業を経験してきました。仕事自体は楽しかったのですが、商材としてあまり身近でないものを扱っていたので、もっと自分に馴染みのある商材を扱う転職先が無いかと探していました。 AlphaThetaを知ったのは人材紹介会社で、旧社名の「Pioneer DJ」という名前がとても格好良いと思ったのがきっかけです。面接を受けるために会社に足を運んでみると、雰囲気が良く、面接時もあまり緊張せずに素直に話せた感触があったので、ここで働きたいなと思いました。 前職までに経験した2社は外資系と純日本系企業で、両極端な雰囲気でした。AlphaThetaに入ってみて感じたのは、ちょうどその中間のような雰囲気です。海外とつながっていながらも、日本企業の良さも持ち合わせているという感じでしょうか。服装は自由で、リモートワークも可能ですので、社員それぞれが自分のパフォーマンスを最大限に引き出せる働きやすい環境だと思います。 入社当初は物流担当として配属されましたが、その後、もっと様々な業務に携わりたいと希望を出したところ、アメリカ向けの海外営業を担当することになりました。主な仕事は、海外での新規開拓営業に向けた分析サポートや提案、進捗管理です。新規モデル導入前の情報展開、生産調達・在庫管理の調整、認証の申請サポートなど、海外でAlphaThetaの製品を販売していくために必要な業務を幅広く担当してきました。 現在はアメリカから中国の現地法人営業に担当が変わりましたが、仕事の内容自体は変わりません。私の国籍は中国ですが、日本に留学してから殆ど日本で過ごしているので、今の中国に関しての現地情報を持っているわけではありません。日本にいるからこそ得られる情報や、グローバルなレポートにアンテナを張って、中国でセールスを担当する人たちに情報提供をするのが自分の役割だと感じています。
事業企画統括部 商品企画部 アプリケーション商品企画課
「自分らしく、おもしろく」を求めて11年を過ごした会社から転職
柏田 康志
前職は大手企業の子会社で、法人向けのシステム設計と実装を11年ほど従事しておりました。条件面は良かったのですが、プロジェクトを運営する立場になり、若干の窮屈さを感じ始め、もっとのびのびと仕事できる場を求めていました。前職の開発しているシステムは社会に不可欠で、重要なのは承知していましたが、もう少し自分自身が興味を持てる業務内容に携わりたい、という想いが心のどこかにありました。 前職場に入社後3年目くらいから転職について考えてはいたのですが、本腰を入れて活動はせずに「良い縁があれば」と思っていたら、いつの間にか入社から11年目になっていました。そんな中で、転職エージェントの求人紹介メールを見ていたら、旧社名の「Pioneer DJ」が目に留まりました。 大学時代はよくクラブに出入りしており、DJとしてPioneer DJブランドの機材を使っていたこともあったので、馴染みのある名前でした。求人を見るまでは「音響機材を作るメーカー」というイメージで、システムエンジニアは縁がないものだと思い込んでいました。 仕事内容や募集資格を見てみると、Webアプリの開発を手掛けていると書いてあり、これなら自分もプロとして関われそうだと一念発起し、応募に至りました。しかし、好きなことを仕事にして良いものかという葛藤もあり、「仕事が辛かったらクラブに行きづらくなるのではないか」「音響機材を嫌いになってしまわないか」という不安がありました それでも、11年続けてきた環境を変えたいという想いと、面接を通じて知ったAlphaThetaの今後の展望、納得の行く待遇などを前向きに考え、転職を決意しました。
ハードウェア設計統括部 サウンドシステム設計部 ヘッドホン設計課
世界で愛されるヘッドホンとDJ文化について学ぶ充実の日々
柴田 修弥
前職は技術者の派遣を行っている会社で、エンジニアとしてメーカーの内部試験で使われるような機器の設計に携わっていました。お客様から依頼を受け、樹脂を使う製品や周辺設備などの設計を担当するうちに、自分でもっと製品開発に携わっていきたいという想いが強くなり、メーカーへの転職を考えるようになりました。 音楽業界やオーディオ機器に仕事で携わったことは無かったのですが、転職エージェントとの面談で「音楽に興味がある」と伝えたところ、紹介された会社がAlphaThetaでした。未経験でも大丈夫だろうか?と一抹の不安はあったのですが、選考中に現在の上司を含む会社のメンバーと話した際に「頑張れるよ」と声を掛けていただき、挑戦してみようと思いました。 AlphaThetaに入社してからは、ヘッドホンの設計課に配属されました。担当は機構設計で、企画とデザインに対して実現性、コスト、必要な機能などを踏まえた構造仕様を考える仕事です。 私は洋楽・邦楽問わず、バンドミュージックが好きで、ライブハウスやフェスなどによく足を運びます。そんな中で良く思うのですが、ヘッドホンの設計は音楽を楽しむ人の耳に良質な音を届ける本当にやりがいのある仕事だと感じています。新しい製品となれば、従来の製品を超えるためのコンセプトやデザインを実現させる必要があります。それをどうやって形にするのかを考えるのは、シビアでもあり、楽しい仕事でもあります。