社員の1日

「日々学習を重ね、
　専門分野のスペシャリストをめざす」

就職活動では、「音」に関係する仕事に就くことを最優先に、自分の学んできた情報系の知識を活かせる音楽業界や楽器メーカーを検討しました。AlphaThetaのことは以前より知っていて、就活に際して改めて調べてみたのですが、DJ機器のリーディングカンパニーとして、デジタル情報系の技術を活かした「音」に関する製品を多数開発していることに強い魅力を感じました。音を取り扱うソフトウェア開発は、まさに自分の専門と興味にマッチするところだったので、AlphaThetaから内定が出た際には、すぐに入社を決めました。 入社当時はコロナ禍だったので、研修はほとんどがオンラインでした。実際に業務が始まると、大学で学んだ知識と、実務で使うスキルが大きく異なることに驚きました。何から手をつければ良いか分からないほど学ぶべきことがたくさんあり、入社して半年ぐらいの頃が一番大変だったと思います。今、自分の力で設計ができるのは、当時の努力があったから。学習が欠かせない毎日ですが、基礎が理解できていると新しい技術も効率よく学べます。 今後は技術のプロフェッショナルをめざし、さらに知見を磨いているところです。「この分野のことなら、この人に聞けば大丈夫」といわれるスペシャリストを目標に、日々の仕事に取り組んでいます。

「新機種・新機能の設計や実装を幅広く担当。
　ネットワークやクラウドの知識を深めたい」

最初は解析系の仕事が主で、製品不具合やバグが出た際の原因究明や改善を行っていました。2年目からはチームの一員として、メンバーと協力しながら新機種の機能のプログラミングを担当し、現在は新機種の設計や新しい機能の実装をどんどん任されています。 設計の仕事は、「こういう機能を実現したい」という要求仕様を読み込むところからスタートします。プログラムとしてどのように実現するのかを考えるのが設計で、その後コーディングをして実装を行います。試作品の評価に入ると、精緻な検査によって洗い出された修正すべきポイントにすべて対応し、完成を目指します。 機種や社内部署によって、担当する領域は異なります。私はDJプレーヤーやオールインワンモデルをメインに担当しておりますが、機器を操作するためのプログラム（GUI）やネットワークなどの通信機能のほか、最近ではクラウドも担当しています。当初はクラウドには興味がなかったのですが、今は多様な機能を実現できるところに大きな可能性を感じており、いろいろ試してみたい気持ちが湧いています。 学生の頃はローカルで動くアプリしか作ったことがなかったので、「将来は、思い切りネットワークを使う仕事をしているよ」とあの頃の自分が聞いたら、びっくりすると思います。